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目的を達成するための手段~その目的は本当の目的か?~

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最近見た映画に出てきたセリフ

(芸術のために身を売っている人に向かって)
「芸術家がそんな取引をしてはいけません。」

芸術家は、人のハートに感動を与える仕事をする人たちだと思う。
そんな仕事ができるということは、芸術家のハートは他の人よりも繊細なはず。

身を売る行為は、ハートを傷つけること=芸術家としての一番大事な部分を失うこと。
なのではないかなと解釈しました。

目的のための手段なのであれば、きついことでも頑張れる時もある。
例えば、一流のシェフになるために腕の良いシェフに弟子入りして毎日皿洗いの仕事をすること。
目的が一流のシェフになることで、手段が皿洗い。
きつい仕事をしながらも一流の仕事を見れる環境にいれるし学ぶことがあり、その過程でさえも糧になる。

でもその手段が自分を傷つけたり、大切な人を悲しませるようなものだったらどうだろう。

例えば、
家族を支えるために身を売る。
目的は家族を支えること、手段は自分の身を売ること。

これは、現実に起こっていることでとても悲しいこと。
そういった需要があるということもとても悲しいし憤りを感じる。
その手段で自分の大切な人の生活を助けることができるとしても、
その手段自体は家族や自分を幸せにしているのだろうか。

自分はこういう手段を選ばざる負えない状況になったことがないから、綺麗事を言えるだけかもしれない。

ただ、一度傷ついた心を完全に癒やすことは、時間が掛かるし難しいことだと思う。
その後のその人の精神面に大きなものとしてのしかかるものだと思う。

目的はあくまで目的であって、目的に達成するまでの過程で本人の心身がおかしくなってしまったり、
大切な人を傷つけたり、失ったり。。

もしたとえ目的を達成できたとしても、本末転倒な結果なのではないかと私は思う。

その目的は果たして本当の目的だったのか。。。




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