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KY(空気読めない)も悪く無いじゃん?

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一時KYという言葉が流行りましたが、
その言葉は’K(空気を)Y(読めない)人’というような
いわゆるネガティブな性格表現として使われてきました。

場の空気を読んで発言する。=場の空気を濁すような発言は良くない。
という、
良く言えば集団行動を効率よく循環させていく社会、
悪く言えば長いものには巻かれよという社会を表すもの。

お互い気持ち良く会話をするために、相手の嫌がることは言わないようにする。
話の流れを途中で止めないように、突拍子もない質問は控える。
商談を円滑に進めるために、本音は隠して上辺の会話をする。
相手に気に入られるために、嘘を並べて自分の立場を良くする。

KYは、悪い意味にもなるし良い意味にもなる気がします。

例えば、時間に限りのある場で決断を下さなくてはならない議題についての話し合いや会議をしている最中に、
議題に関係のない質問(KYな質問)が出た場合、
それに答えていると進行が遅くなるのでこの場合は悪い意味でのKYな発言になります。

または、同じような場で、その関係のない質問(KYな質問)と思ったものが、その議題の核心を得ていたので
それまでは正しい方向だと誰もが信じていた考えの方向性を正すきっかけになって役に立った場合は、
良い意味でのKYな発言になります。

このように、その場・会話で何をしたいのか、その目的がはっきりしている場合
KYは悪いものではなく、むしろ良いものだと思うのです。

意味のないおべっかの言い合い、建前での会話、
そんなものを上手く使える人のみが評価される、
本音をいう人は毛嫌いされ嫌われる。

そんな会社や社会はなんだか生きがいがないなと思うのです。

確かに卑屈だったり嫌味な発言はその場の雰囲気を壊すものかもしれないけれど、
みんながみんな似たような発言をしているだけじゃ新しいものは産まれない。

要は、その発言がただただ攻撃的で一方通行的なものでなく、
双方通行で本心で愛のある言葉だったら、KYであろうがなかろうがいいんじゃないかなと。

そこが物事の本質なんじゃないかなと思うのです。




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