滝の心理的効果
私は滝が好きです。
理由はわからないけど、滝の前だったら何時間だろうとぼーっと何もしないで座っていられます。
ある種、瞑想している人の感覚になっています。
頭が空っぽで5感でその瞬間を感じている状態。
それは、水なのか音なのか形なのかわからないけど、自分が自分でいられる場所。
流行りで滝からマイナスイオンが出ているとか言われてたりしたけど、本当に出ているのか。
定かではないけど私の身体・精神には良い効果まちがいなしです。
一番好みの滝は、高さがあって緑に囲まれているもの。
そして何より観光地化されていなくて人がいなくて水が綺麗なままのこっているところ。
滝壺までたどり着けるもの。
ただ、この条件に合う滝が残念ながらどんどん少なくなってきています。
人間の消費社会・物質社会・損得社会の犠牲になった自然は、
昔と比べると確実に少なくなっているし汚染されている。
きれいな自然を保ちながら経済を発展させていくのは相反することでなかなか難しいことだと思う。
自然は偉大だから安易に踏み入れて怪我する場合もある。
そうすると、近づいちゃいけないとかっていうルールが作られて、本当の自然に触れる機会が減らされていく。
世界中を旅して、発展している都市には必ず起こっている現実です。
人も多くなると勝手に振る舞う人も増えて、ルールを作らざる負えない状況なんだろうなと思います。
自分の好きな場所が無残に破壊されていく現実を見ながら、どうやったら共存という形が取れるのか、
目標が大きすぎて何からできるのかわからないけど、
今はまず、
道端に落ちている自分が出したものでないゴミを拾う・生ごみを自然に返してゴミを増やさない・
本当に必要なもの以外は買わない・捨てるときは再利用できるところに出す、
こういう身近なことからやっています。
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